カードローンの審査で有利な職業 不利な職業ってあるの?
堅実な仕事についている人はカードローンの審査で有利
カードローンの審査の中で、申し込んだ人がどんな仕事についているかは重要です。審査の際有利な職業ですが一言でいうと、堅実な仕事をしている人となります。カードローンの審査では将来にわたって着実に返済できるような、安定した収入を得ている人を好みます。ですから自営業者や自由業よりも、給料のもらえる会社員の方が審査に有利です。月に1回、確実にお金がもらえる給与所得者は、カードローンによって好ましいお客さんとなります。
給与所得者の中でも特に評価の高い仕事ですが、公務員です。公務員は給料制であることはもちろんのこと、親方日の丸ですからまず破たんすることはないです。また公務員の労働組合はかなり強いと世間では評価されています。このため、よほどのことでもしでかさない限り、クビを切られることもないです。
会社勤めをしているサラリーマンですが、大手企業や世間一般でも広く知られているような会社であれば、審査の評価は高いです。大手の場合、経営基盤がしっかりとしていると考えられます。このため、当面倒産やリストラのリスクは少なく、安定した収入が得られると考えられるからです。
一方中小企業になると、大手企業と比較すれば若干評価は低くなるかもしれません。しかし給料がもらえる点では高く評価でき、自営業者やフリーランスの人と比較すればプラスです。
カードローンの審査に不利な職業
公務員をはじめとして、カードローンの審査に有利に働く職業があります。その一方で、カードローンの審査で不利になる職業もいくつかあります。どのような職業が、審査では不利に働くのでしょうか?まとめて言いますと、いろいろな意味で安定しない職業が審査ではマイナスに評価されます。
パチンコ店店員
パチンコ店の店員は、カードローンの審査ではマイナスに影響する恐れがあります。パチンコ店の店員は、離職率が高いです。このため、せっかく就職してもすぐに辞めてしまう可能性も高く、収入が安定しません。
パチンコ店員の求人を見てみると、住み込みで仕事ができる案件も多いです。身の回りのものさえ準備できれば、遠方でもすぐに仕事に入れます。しかしその反面、仕事を辞めてしまった場合、その住居も出ていかないといけません。カードローン会社としてみれば、何かあった時に連絡がつかなくなる恐れがあるわけです。同じような理由で、新聞の勧誘員や温泉の中遺産もマイナスに評価されがちな職業と言われています。
水商売の仕事
水商売の仕事も、職場が安定しない所が問題です。水商売で仕事をしている女性は、けっこう店をコロコロ変える傾向があります。また男性相手の商売であり、外見も重要な売れる要素の一つです。となると若い頃の少しの期間しか商売できない可能性も高く、その部分もカードローンの審査の心証が悪くなります。
ドライバー系の仕事
タクシードライバーや長距離トラックの運転手も、カードローンの審査の中ではマイナスです。ドライバーの仕事ですが、けっこういい給料をもらっているという話も聞かれます。しかし給与体系がネックになることが多いです。
ドライバー系の仕事の場合、仕事をすればするほど給料のアップする歩合制を採用しているケースが多いです。その他にも基本給がありますが、一般的な傾向として歩合制の占める割合が高いです。
となると調子の良いときには収入がアップする半面、仕事がなかなか取れないときには収入もガクッと下がってしまって、返済の元手を作れないかもしれないとカードローン会社は懸念します。特に病気などで体を壊して仕事ができなくなると、ほとんど収入が期待できなくなる恐れもあります。
タクシードライバーもトラック運転手もかなりハードな職業です。夜通し運転し続けることもままあります。ハードな仕事に肉体が音を上げてしまって、離職するケースも多いです。収入も職場も安定しないことがネックになるわけです。
ただし上で紹介した仕事をしている人が、カードローンを絶対に利用できないわけではないです。たとえば勤続年数が長くて安定しているなどをアピールすれば、審査通過の可能性も出てきます。職業そのものが不利でも、他の部分でリカバリーすることも可能です。