ローンやキャッシングの借り換え先はポイントを押さえた上で吟味するべき
ローンやキャッシングの借り換え、おまとめを検討している場合、どの業者を選ぶのが良いのか悩みますよね。今は本当に色々なサービスがあって、それぞれのサービスを把握した上で、比較しなくてはならない…となるとなかなか骨が折れます。人によってはA社が良かったり、B社の方が良かったり…と条件が十人十色になるものです。
シンプルに「今よりも金利が低い業者」を選ぶだけならそこまで難しくはありません。しかしそれ以外の条件で「借り換え、おまとめをして得になるか」はしっかりと内容を吟味する必要があります。
そこで今回はローンのおまとめ、借り換え先を選ぶときに最低限の押さえておきたいポイントを紹介していきます。
まずは現状把握から
最初にするべきことは、今の借入状況をできるだけ正確に把握することです。次のようなポイントをまとめてみましょう。
- 借入件数とそれぞれの借入金額
- 各社の金利
- 総借入金額
- 利息を含めた月々の返済額
- 各社の返済日
これらをひとつずつ正確に書き出してみましょう。余裕があるならエクセルなどを使って表にまとめると分かりやすくてオススメです。
借り換えの目的を明確にする
現状を把握できたら、何を目的に借り換えやおまとめを利用するのかハッキリとさせていきましょう。
「毎月の支払い額を減らしてゆとりのある生活を送りたい」
「できるだけ早く完済したい」
このような目的をハッキリとさせることによって、どの業者を選ぶべきかが明確になります。
例えば早く完済したいなら
- 低金利のローンを探す
- 一度の返済額を多く設定できる
- 繰上げ返済に対応している
といったポイントを満たしている業者を選べます。
ゆとりのある返済を目指すなら
- 低金利のローンを探す
- 一度の返済額を低く設定できる
といったポイントを重視してみましょう。
このように、現状と目的をセットで考えることで、自分にとって最適な借り換え先が見つかりやすくなります。
借り換えでどれだけお得になるかシミュレーションする
借り換えやおまとめを利用することでどれくらい負担が軽くなるのかをシミュレーションしてみましょう。
まずは現在の「総返済額」を計算してみます。次に、借り換え先候補の金利に当てはめて「総返済額」を計算しましょう。もし借り換えた結果、総返済額が小さくなるようなら借り換えが正解だということになります。
ただし、金利は下がっても返済期間が長くなれば最終的な利息が余計大きくなる可能性もあるのでこのあたりも視野に入れる必要があります。基本的に月々の返済額が小さくなればその分だけトータルの利息は膨らむことになるので、返済計画の見通しを立てた上でシミュレーションすることが重要です。
どの金融機関を選ぶか考える
借り換えローンやおまとめローンを提供しているのは金融機関になります。具体的には、銀行、消費者金融、信販のいずれかです。信販はあまり一般的ではないので、多くは銀行もしくは消費者金融のどちらかを選ぶことになります。それぞれのメリットを踏まえた上で、どちらを選ぶべきか考えましょう。
銀行
最大のメリットは金利が低めに設定されていることが多い、ということでしょう。つまり利息を小さく抑えて、返済しやすくなる可能性が高いです。しかし一方で、審査が非常に厳しく、誰でも簡単に借り換えローンを組めるとは限りません。
消費者金融
銀行とは逆に、審査に通りやすい傾向にあります。とは言ってもやはり簡単ではありませんが。ただし金利は銀行と比べると少し高めに設定されていることが多いです。
以上のことから、できれば優先したいのは銀行の借り換えローン、審査に通らない、条件を満たしていないなら消費者金融の借り換えローンを検討することになると思います。同じ銀行の借り換えローンでも、それぞれの銀行によって金利や返済方式に違いがあるのでそちらも考慮した上で決めていきます。
悪徳業者に注意して
悪徳業者は要するにヤミ金業者のことです。お金に困っている人の弱みにつけ込んで、法外な金利・利息を突きつけてくるので特に注意しなくてはなりません。
いつまで経っても返済が終わらない、気が付いたら利息分を支払うだけでいっぱいいっぱい…なんてことになりかねません。
悪徳業者を見極めるためのポイントとしては以下のような物が挙げられます。
知名度と設立年数
知名度に関しては言うまでもないと思います。名前を聞いたことがない会社に関しては要注意です。また設立年数が1年未満の場合はかなり注意する必要があります。
登録番号が不明、偽装されている
貸金業者は必ず国に「賃貸業」として登録しなくてはなりません。悪徳業者は登録していない、というより登録できないので登録番号が不明だったり、実装されていることがほとんどです。こちらは財務局や各都道府県の賃金行担当課に問い合わせられます。
極端な低金利
普通に考えているおかしいレベルの低金利が適用されている場合も注意が必要です。例えば「金利1%で借り換えができる!」など。これにつられて契約したら、実際はとんでもない高金利が適用された…ということもありうる話です。
まとめ
ということで今回はキャッシングやローンの借り換え先を選ぶうえで押さえておきたいポイントを紹介しました。まとめると以下の通りです。
- まずは現状を把握する
- 何を目的に借り換えを検討するのか明確にする
- 借り換えのシミュレーションをして本当に得になるかを調べる
- どこで契約するか検討する
- ヤミ金に注意する
これさえ守っておけば「おまとめローンや借り換えローンを利用するべきではなかった!」とはならないはずです。
多少手間もかかりますし、条件にあったところを探すのに時間がかかるかもしれません。それでも借金の負担が軽減されるなら、試してみる価値はあるはずです。
おすすめカードローン
実質年率 | 融資限度額 | 審査目安 | |
---|---|---|---|
プロミス
|
4.5%〜17.8% | 1〜500万円 | 最短25分 |
アイフル
|
3.0%〜18.0% | 800万円 | 最短即日 |
アコム
|
3.0%〜18.0% | 800万円 | 最短即日 |